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SAIギャラリーにてLYによる過去最大規模の個展「This is LUV」が9月23日より開催

MIYASHITA PARK SAI ギャラリーで923日から1015日まで、東京を拠点に活動するペインター、LY(リー)による過去最大規模の個展「This is LUV」を開催する。

LYは、表参道原宿界隈のミューラルでもよく知られるペインターで幼少期からアートスクールで絵画を学び、自身の生活と近い距離に芸術や文化の存在があった。10代の時に出会ったストリートアートに惚れ込み、ペインターとして制作を開始。以来、東京を中心に国内各地をはじめ、アメリカ、パリ、バンコク、マレーシアなど、グローバルにミューラル制作を行っている。



キャッチーでありながら落ち着いた彼女の作風は、初期は感情的な表現が綴られるコントラストの強い白黒ベースの構成が特徴的だったが、2013年に開催した個展「PARK'S GRAY」を契機に新たにグレーを取り入れ、さらにスタイルを昇華。モノクロ調の描き出す可能性を通し自身の世界観を拡げ、現在ではアートシーンのみならずカルチャーシーンでも注目を浴びる実力派だ。



また、彼女の作品は度々人型の黒いキャラクター「LUV(ルーブ)」が登場するのも特徴的。モノクロ世界の中でスケートボードや花、時に犬を抱えながら街や森を彷徨LUVは、作家自身の内在する感情を代弁してくれる重要な存在だと作家本人は話す。絶妙な目つきでまっすぐに見つめるLUVの目線の先には作家自身に内包する未来や決意、 空想を示し、手にしている物や、歩んだり、丸く座り込んで思いを馳せるその風姿の胸中から私たちが誰しも心の中に宿しているであろう、尊ぶ存在を感じ取ることができるかもしれない。



『LUVは肌身離さずスケートデッキを持っていたり、花を持っていたり、犬を抱えてたりしながら、街や森を彷徨っています。愛すべき大切なものに寄り添い、大切にしながら LUVは何処までも歩んでいきます。誰かに会いに行くために森を進んで行ったり、座って丸くなって誰かのことを考えていたり、想いの先にはいつも大切な人や大切な物事があるということをLUVは私と共に表現してくれています。』(インタビューより引用)



本展のタイトルは「This is LUV。」このタイトルは描くことをこよなく愛する作家の感情を表現するLUV たちの展覧会であるという意味合いがあり、本展は作家にとってこれまでで最大規模の個展となり、自然風景にLUVが溶け込む「Landscape」、LUV自身にフォーカスを当てた「Portrait」、街に佇むLUV を描く「Cityscape」、作家自身の娘の絵を囲む花々の作品群「Blooms」の4つのテーマで描かれたキャンバス作品を中心に空間が構成。特に作家を代弁する存在と作家自身の娘という二人の存在を描いた作品「My LUV」はどこか微笑ましくファンタジーと現実が入り混じった感覚を見る者に与えてくれるに違いない。



さらに本展では、その他にもオランダを拠点にするアートプラットフォームAvantArteを通して制作した大型ブロンズ作品「With his sidekick」と「This is LUV」の2点も初公開され、空間に存在感を添える。そして会期中にはエディション付小型立体作品や版画、作品に登場するフラワーベースをモチーフにした立体作品や関連グッズの販売など、多種多様なミディアムの新作作品群で構成される見応えのある展示予定。ペインターLYの描き出す柔らかい愛で包まれた創造空間は見逃せない。

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