CIRCLE OF DAYZ vol.4 YOSHIROTTEN

「DAYZ」と結びつきの強い人物や「DAYZ」が心惹かれる人物についてじっくり深掘りしていく「CIRCLE OF DAYZ」。第四回は、東京を拠点に活躍するグラフィックアーティスト・アートディレクター、YOSHIROTTENに話を訊いた。DAYZ ARCHIVESのアートディレクションも手がけた彼の考える、東京、カルチャー、メディアについて。

変わっていく東京、そこから生まれる新しいカルチャー

——今回、DAYZ ARCHIVESのアートディレクションお願いしました。どのように進めていただけましたか?

今回必要な要素などをDAYZチームから吸い上げて、あとはYARという自分のチームでベースのデザインを作っていきました。

——意外にもシンプルでミニマムなデザインだと思いましたが、その狙いは?

商品や記事が様々で個性があるのでそれを載せるテーブルはシンプルにしたほうが毎日チェックするユーザーが使いやすく飽きないと思っています。その中でお店からの定点カメラに映る毎日の景色をDAYZのフィルターを通して配信する(現在、システムを開発中)。そこを際立たせる狙いもありました。

——Eコマースとメディアが混在しているこのサイトについて、いかがでしょうか?

洋服やカルチャーが好きな人が集まって渋谷や原宿の街が盛り上がってきたように、このサイトにも様々な目的で人々がやって来ると思うんです。買い物もしたり、情報交換があったりそうすると一つの街のような賑わいを見せてそこで新しいものが生まれてくる、そうなったらいいなと思います。

——ARCHIVESというワードを聞いて、何を思いますか?

ARCHIVESというのは積み重ねによって成り立ちますよね。それには多くの体験や知識、記録、物質、感覚がついてきます。毎日をただただ通りすぎるのではなくてその積み重ねをしっかり感じるようなことがDAYZ ARCHIVESなのかな、と思いました。

——デザインしていただいたグラフィックについて、聞かせてください。

DAYZスペシャルエフェクト配信のグラフィックを活かしたデザインです。コンピューターを背中にしょって街を歩いてもらおうと。

——渋谷、東京という街について思うことは?

これはコロナ以降でちょっと変わるのかなと思いました。今までは街全体が蠢いてて、巨大なメカの一部にいるような感覚になるときもありました。だからこそ、音楽やアート、ファッションのある場所が際立って感じたし、とても楽しく過ごせしてきました。毎日遊んでるような感じです。

それがこの1年で街が静まり、人が減ったり、生活が変わったことで、これからの東京がどうなるかはまだわからないところが正直あります。でも分かったことは、そんなカオスで複雑で眠らない東京が好きだったし、それが僕にとっての東京だったんだと思いました。

——YOSHIROTTENさんにとってのカルチャーとは何を意味しますか?

カルチャーって過ぎ去ったあとに形容できるもので、そのことはあんまし考えずに無我夢中でやりだすことだったり、そこに自然と人が集まってきたり、とっても惹かれる、でも予定調和でないものだと思っています。そんなとこに毎日いれたら楽しいな。

——メディア及び、情報とは何を意味しますか?

メディアコントロールされて、見せられてる世界もあるけど、本来は真実を伝え、人の行動につなげることができる、ピュアな役割だと思います。それを受け取る僕たちも、そのまま流されず、しっかり意思をもって知ろうとすることが大事なんじゃないでしょうか。

Interview : Yu Yamaki
Photography : Yu Inohara
Edit : Shu Nissen

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