Joan Cornellà (ホアン・コルネラ) が ”SEND YOURSELF NOWHERE BUT TOKYO” をStandByにて開催
2022.08.18 #EVENT
AllRightsReserved (ARR) が世界的に高い評価を得ているスペイン人アーティストJoan Cornellà (ホアン・コルネラ) と再びタッグを組み、渋谷・StandByにてアートイベント ”SEND YOURSELF NOWHERE BUT TOKYO” を開催する。スペインをベースに活躍するコルネラの作品の多くは、表面的には軽快で遊び心が溢れた明るい色調と感情の無い笑みを浮かべた人物像が特徴であり、アイコニックなアートワークや強烈なブラックユーモアが効いたコミックで知られている。
ARRが企画・キュレーションを手掛ける “SEND YOURSELF NOWHERE BUT TOKYO” では、高さ2.5mにも及ぶテレビを使用したインタラクティブなインスタレーションが世界初公開。15台のテレビを使用して制作された彫刻のそれぞれのディスプレイにはアニメーション映像が映し出されます。また、キャンバスに描かれた新作のドローイングアートが公開される。
About
Joan Cornellà “SEND YOURSELF NOWHERE BUT TOKYO”Organized and curated by AllRightsReserved
Date
25 Aug (Thu) - 6 Sep (Tue)
Place
StandBy 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-11-1
About
Joan Cornellà
ホアン・コルネラ・ヴァスケス1981年1月11日、バルセロナ生まれ。奇異でシュールでブラックユーモアあふれるコミックストリップやアートワークで注目を集める漫画家 兼 イラストレーター。コルネラは、単純化された視覚的言語を用い、風刺を効かせた無数の型破りなシナリオを通して、人間の不吉で荒涼とした側面について批判をします。ソーシャルメディアとの不自然な関係性や自慰的なセルフィー文化から、中絶、依存症、ジェンダー問題などの政治的なトピックスまで、制限なくあらゆるテーマを取り上げ、その不条理さと不適切さを楽しんでいます。明るい色調と笑みを浮かべた人物像が特徴であり、一見、軽快で遊び心があるように見えますが、圧倒的な病的さと不自然さが異彩を放っています。「私たちは皆、不幸を笑い飛ばすことができると信じています。私たちが笑うときには、誰かまたは何かを見て笑っている、そして共感があろうとなかろうと、そこには必ずある程度の残酷さがあるのです。しかし、私の漫画の1シーンが現実に起こったら、私は全く笑えないだろうと思うのです」と彼は語ります。「私のコミックでは、キャラクターはプラスチックのようで、恐ろしいことが絶えず起こっているにも関わらず、いつも満面の笑みを浮かべています。すべてが誇張されていますが、ある種の行動は実生活と関連付けることができるのです」と続けます。コルネラの作品は、しばしば不適切であり攻撃的であると評価されますが、示唆に富み、正直で、非常に面白く、露骨なユーモアを装っていながらも力強いメッセージ性を持っています。
Web
Instagram
About
AllRightsReserved
AllRightsReserved(以下ARR) は、2003年に設立された香港を拠点とするクリエイティブスタジオです。ARRは、⻑年にわたり数多くの世界的名声のあるブランドのマーケティングキャンペーンをデザイン・立案してきました。アジア圏における様々な巨大プロジェクトを立案し、コンテンポラリーアート界の友人やパートナーと協働して、非常に影響力のある卓越したプロジェクトを遂行しています。これらの巨大プロジェクトは、注目を集めるだけではなく一般参加も可能な形で実施されています。ARRの⻑年のパートナーはアメリカのコンテンポラリーアーティストであるKAWS。2010年の「KAWS:PASSING THROUGH」を皮切りに、2018年7月には韓国、2019年1月には台北、2019年3月には香港、2019年7月には東京、2020年8月には宇宙、2021年5月にはイギリスといった様々な都市を、巨大な彫刻「COMPANION」がリラックスした体勢で旅をする「KAWS:HOLIDAY」プロジェクトを遂行しています。香港のみならずアジア全体において最も記憶に残るプロジェクトの一つは2013年に世界的に有名なヴィクトリア湾に巨大なイエローのラバー製のアヒルの彫刻を浮かべた、オランダのアーティスト:フロレンティン・ホフマンとのアートプロジェクトです。この前代未聞の“ラバーダックプロジェクト:香港の旅”の成功の後、中国の成都、深圳、⻑沙の3つ主要都市での恒久的な巨大屋外彫刻を計画しました。誰もがこのプロジェクトに称賛し、過去最高の参加者数を記録しました。ARRは、会場と空間の境界を押し広げ、業界のみならず一般の人々にも認知される、比類のない新たなアートディスプレイの方法を確立しています。
Web
Instagram
YOU MAY ALSO LIKE
-
DAYZ AFTER TOMORROW vol.4 Daisuke Motogi
僕たちの東京コミュニティは職業、性別、年齢など関係なく、愛するカルチャーで集まっている。気になる人から気になる人へバトンを繋ぐ、某テレビ番組のオマージュ企画「DAYZ AFTER TOMORROW」。第四回目は神宮前に位置するうどん屋「麺散」や渋谷の「不眠遊戯ライオン」のプロデュース、様々なパーティの会場となっている「Tokyo BURNSIDE」の仕掛け人である岡田茂からバトンを受け取った、DDAA代表の元木大輔にインタビュー。建築・デザイン事務所DDAAを設立し、建築、都市計画、ランドスケープ、インテリア、プロダクト、コンセプトメイキングなどの様々なプロジェクトに関わると同時に、建築的な思考を軸に、独自のリサーチやプロトタイピングを通して社会性のある実験的なデザインを自主的に行うプラットフォームDDAA LABも運営する彼のバックグラウンドについて訊いた。
2024.09.02
-
DAYZ MONTHLY FOCUS in JUNE
2024.06.30