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YOSHIROTTENが5年ぶりとなる大型展覧会を2日間限定で開催

YOSHIROTTEN(ヨシロットン)は、ファインアートと商業美術、デジタルと身体性、都市のユースカルチャーと自然世界など、複数の異なる領域を往来するアーティスト。コロナ禍が始まった2020年初頭に制作を開始した365点のデジタル・イメージに端を発する「SUN」は、インスタレーション、NFT、アルミニウム・プリント、バイナル・レコード、書籍など、多岐にわたる手法とメディアで構成されるアート・プロジェクト。



コロナ禍に突き付けられた行動の制限を創造性に転換するかのように、YOSHIROTTENは1日1枚のイメージを1年間に渡り描き続けた。その後、「SUN」と名付けられたその連作は、365点の銀色の太陽のイメージで構成。自動生成ではなく、デジタル・ツールを用いた手作業で着彩されており、周囲の色彩を反射する「SUN」は全てが異なる独特な印象を持っている。



タイトルには1月1日から12月31日までの日付が冠されている。

3月21日(春分の日であり、太陽の日)には、本プロジェクトのウェブサイトがオープンし、 全365点のデジタル・イメージが公開。3月31日には、NFT型「SUN」がリリースされ、4月1日〜2日には、国立競技場・大型車駐車場の2000平米の空間を使ったインスタレーション展覧会が開催される。インスタレーションは、数十体のモノリス型「SUN」と、巨大LEDスクリーンやプロジェクションを駆使した映像、そして環境音楽などで構成される。



また、YOSHIROTTENの作品群にとって主要なメディウムであるアルミニウム・プリントの「SUN」、サンエムカラーとPOST-FAKEとの協業で実現した極彩色で厚さ約6cmの特装本、YOSHIROTTENと共に音楽ユニットYATTとして活動するTakayuki Isayamaが制作した環境音楽がプレスされたバイナル・レコードなども同時に発表。渋谷の街頭ビジョンでのゲリラ映像上映、RAINBOW DISCO CLUBや山梨・GASBONでのインスタレーション、MUTEK JPでのオーディオ・ビジュアル・ライブなどで散発的にその断片を見せてきた「SUN」の現時点での全貌が明かされる。



挑戦的で意欲的な「SUN」の作品群や構想を体感することのできるこの機会に是非足を運んでいただきたい。

【ORIGINAL ALUMINUM PRINTS】A1サイズのアルミニウム・プリント。同じ仕様の複製はなく、365点のユニーク・プリントを採用。

【NON FUNGIBLE TOKEN】365日間をかけて色彩が変化するNFT。「SUN」NFT所持者に向けた独自のユーティリティが計画されている。

【BOOK】サンエムカラーによる最高品質の技術で印刷された、約6cmの厚みの特装本。POST-FAKEからの出版。

【ACRYLIC MINI MONOLITH】A5サイズ、厚み5cmのアクリル製小型モノリス。

【VINYL RECORD】Takayuki Isayamaによる「SUN」環境音楽がプレスされています。約20分間の楽曲が収録。片面は逆再生を収録。

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